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2020.10.12更新
こちらは
「破魔弓」についての記事です
お正月飾りに込めた思い【お正月飾り】
【お正月飾り】
どのような思いが込められているか、ご存じですか?
毎年の正月飾りは
邪気払いの具として、
「正月事始め」といわれる12月13日ごろに飾りはじめ、
年が明けて「どんど焼き」が行われる
「小正月」の1月15日ころまでにしまうのが一般的です
初正月の場合は12月初旬ぐらいから1月末まで長くお飾りされる方が多いです
初正月を祝う破魔弓と羽子板は、
子どもを邪気から守り
無病息災と健康を願うお守りの役目を果たしているので
年中飾っておく地方もあります。
また、雛人形や五月人形の脇飾りとして飾ってもよいとされています。
※このような風習やしきたりは、かなり地域性がありますのでお住まいの習慣に合わせてお飾りください。
【破魔弓飾り】
平安時代の宮中では、弓矢の威力を信じて妖魔を退ける儀式として「鳴弦の義」がありました。
弓で射る的のことを昔は「ハマ」と言っていましたので、
それに破魔の字を当てて魔除け、厄払いのお守りとして正月に飾ったのが由来と言われています。
矢の本数にも意味が当てられています。
四本矢:四神を意味し、四方からの魔を払う
五本矢:五行を意味し、調和ともたらす
世界が成り立っている5つの要素(木、火、土、金、水)
六本矢:六徳を意味し、正しき道を示す
人が守るべき六つのと徳目(知、仁、聖、義、忠、和)
七本矢:七福神を意味し、幸福を呼ぶ
(恵比寿、大黒天、福禄寿、布袋、寿老人、弁財天、毘沙門)
八本矢:仁義八行を意味し、道徳を養う
孔子が説いた儒教の教え(仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌)
【羽子板飾り】
追羽根に使われている黒い玉は「無患子(ムクロジ)」という植物の種です。
「子が患うことが無い」と読み取り、無病息災の意味となります。
また、羽の形状がトンボに似ていることから、蚊などの害虫が寄り付かず、病にかからないよう願うことと繋がり、
女の子のお守りとして親しまれるようになりました。また、様々な邪気をはね(羽根)のけて、突き返すという羽根突きの遊びの中にも
健やかに育つようにとの願いが込められています。
お正月飾りはどれも伝統工芸士の手作り。
一品物です。
手作りならではの温かさ、そして職人の技術と心のこもった逸品を是非一度店頭にてご覧ください!
大きさや設えの豪華さにより値段も異なりますが、2万円台~9万円台まで取り揃えてあります
皆様のご来店、スタッフ一同心よりお待ちしております♪