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2021.09.06更新

おひな様は立っていた?スタイリッシュなのに歴史が古い【立雛】

”おひな様”と聞くと毛氈飾りの上に平安装束の男雛と女雛が仲良く座った姿を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか?

ところが、おひな様がこうしたスタイルになったのは江戸時代になってからの事。

千年以上続くひな人形の歴史の中では、比較的新しいスタイルなのです。

実はそれまでのひな人形は『立っている姿』の

【立雛】

だったのです!

ひな人形の起源は奈良・平安時代から上巳の節句に行われていた「流し雛」

人形(ひとがた)に自分の穢れや災いを移し、川や海に流してお祓いをする行事で使われた簡素な人形が

ひな人形のルーツと言われています。

同じ頃、平安貴族のお姫様の間では、紙や草木で作った人形でおままごと遊びをする「ひいな遊び」が流行していました。

これもまたひな人形の原型と考えられています。

人形(ひとがた)から進化したお雛様は最初立姿でしたが、江戸時代中期から座っている姿が主流になりました。

現代では座り雛が一般的ですが、実は立雛の方が歴史が古いのです。

立雛は歴史の深さから「始まりのお雛様」とも言われ、格式の高いものが多いひな人形です。

立ち姿であるため、全身の衣装が見えてファッショナブルであるということも魅力で、

インテリアとして季節を問わずお楽しみいただく事もできる点も立雛ならではです!

衣装着の他に、木目込み人形の立雛もございますので、お家の雰囲気や、お子さんの雰囲気に合ったお気に入りの一点を探してみてくださいね♪

見ごたえのある写実的な立雛は

少し珍しいスタイルのひな人形をお探しの方、コンパクトに済ませたいけど華やかさも欲しいという方に

是非お勧めしたいおひな様です!

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