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2024.02.05更新

お雛様が持っている道具についてご存じですか?

もうすぐやって来るひな祭り。
今年も多くのお子様が初節句を迎えます!
今回は雛人形のお殿様とお姫様の
持ち物の意味や役割についてご紹介します。
【笏】(しゃく)
平安時代以降の男性の正式な装束、
「束帯」を着た時に手に持つ細長い板です。雛人形のお殿様(お内裏様)の笏。 当初は大事な行事の一連の流れなどを書くカンニングペーパーの役割をしていました。その後は身だしなみや作法のために使われたそうです。
木だけではなく、
象牙でできたものももありました。
当初は大事な行事の時に失敗が無いよう、
一連の流れなどを紙に書いた
カンニングペーパーを笏の裏側に貼って
使っていたそうです!
その後は身だしなみや作法、威厳を示すために
使われていたようです。
【檜扇】(ひおうぎ)
檜(ひのき)の薄い板で作った扇です。
笏と同じで、最初は行事の流れなどを
メモするための物でした。檜扇(ひおうぎ) 平安時代の貴族の女性が顔を隠すために使用した大きくおしゃれな扇です。 最初は男性が持っていた笏と同じで、行事の流れをメモするカンニングペーパーに使っていた。 表には松や鶴、梅竹、桐と鳳凰などの縁起が良いものが描かれている。
その後、宮中では女性が人前で顔を見せることが好ましくないこととされていたので、
顔を隠すために使うようになりました。
扇の表面には金銀の箔が使われていたり、
縁起の良い梅竹流水・松に鶴・桐と鳳凰などが
描かれていました。
また、左右は長く垂らした5色の紐で
飾られており、おしゃれアイテムの一つとして
使われていました。
ちなみに木目込み人形は、扇を開かずに
紐を巻き付けたままで持っているんです!木目込み人形は
衣装着人形と違い檜扇 (ひおうぎ)を開かずに持っているんです!
お雛様を飾る時、
お家にあるお雛様は持ち物を
どのように持っていて、
どんな絵が描かれているのか
見てみてください♪

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