商品記事
2022.07.21更新

こちらは
「七五三商品」についての記事です
皆さん、七五三のお祝いのご準備はお済ですか?
七五三のお祝いと言ったら気合が入るママやパパも多いはず!
七五三は昔からある日本の伝統行事の一つです。
大きくなった我が子の晴れ姿!まだまだ小さなお子さんがパリッとした晴れ姿で
堂々と歩く姿を見せてくれる姿は何とも愛らしいものですよね!
七五三当日は11月15日とされておりますが、前撮りのお写真を撮られる方は4月頃から撮られる方も多いそうですよ!
当店では、七五三のお祝い着やお直し、小物類に至るまで豊富に取り揃えております♪
お子さんの誕生の際にご利用されたお祝い着(御掛け)をお直しして七五三のお衣装とすることも承らせていただいておりますので、
お気軽にご相談下さいね!
ちなみに、七五三それぞれの年齢の儀式は名称や意味が異なり、男女で儀式をする年齢も異なることを知っていますか?
七五三の由来は諸説ありますが、平安時代の頃から宮中で行われていた3つの儀式が基になっているそうです。
現代に比べて医療の発達が未熟で衛生面も整っていなかった平安時代は、子供の死亡率がとても高く、
「7歳までは神のうち(神の子)」として扱われ7歳まで無事に成長すれば大丈夫だと考えられていたほどです。
子供が無事に育つことは大きな喜びであり、親として健やかな成長を願わずにはいられないものでした。
それゆえ、3歳、5歳、7歳の節目に成長を神様に感謝し、お祝いをしたことが七五三の由来とされており
やがて江戸時代に現在の七五三の原型として武家や商人の間に広まったと言われています。
それが明治時代には「七五三」と呼ばれて庶民にも広がり、大正時代以降に現在のような形が出来上がったとされる説が有力です。
3歳、5歳、7歳を節目とした理由は、暦が中国から伝わった際に奇数は陽、つまり縁起がいいとされたためで、
「3歳で言葉を理解し、5歳で知恵がつき、7歳で乳歯が生え替わる」
という成長の節目の歳のためともいわれています。
中でも7歳は「神のうち(神の子)」から人間として現世に完全に誕生する大きな祝いの義とされていたため、七五三のなかでも7歳の儀式を重視する地方が多かったようです。
七五三は地域によって独自に発達した側面もあり、少しずつ文化が違う場合もあります。起源となった儀式は以下の3つです。
3歳「髪置きの儀」
平安時代の頃は男女ともに生後7日目に頭髪を剃り、3歳ごろまでは丸坊主で育てるという風習がありました。
これは頭を清潔に保つことで病気の予防になり、のちに健康な髪が生えてくると信じられていたためです。
その後、髪を伸ばし始める3歳の春を迎える頃に執り行っていたのが「髪置きの儀」です。
成長や長寿を願うこの儀式は「櫛置き」「髪立て」ともいいます。「髪置きの儀」では「髪」と「長寿」にちなみ、
白髪をイメージした白い糸や白い綿を頭に置いてお祝いをしていました。
現代の七五三では「3歳は女の子」という考えが主流だった時期もありましたが、
「髪置きの儀」はもともと男女ともにお祝いするものです。
地域によっては男の子もお祝いすることもあります。また、兄弟姉妹の年齢やご家庭の方針などからも、最近は3歳で七五三をする男の子が少なくありません。
5歳「袴着(はかまぎ)の儀」
平安時代には5~7歳の頃に、当時の正装である袴を初めて身に付ける「袴着(はかまぎ)の儀」を執り行いました。
別名「着袴(ちゃっこ)」ともいわれるこの儀式を経て男の子は少年の仲間入りをし、羽織袴を身に付けたとされてい、ます。
当初は男女ともに行っていた儀式でしたが、江戸時代に男の子のみの儀式に変わりました。
儀式はまず天下取りの意味を持つ碁盤の上に立って吉方に向き、縁起がいいといわれる左足から袴を履きます。
また冠をかぶって四方の神を拝んだともいわれており、四方の敵に勝つという願いが込められています。
現代の皇室でも、男児の儀式として数え5歳の時に「着袴(ちゃっこ)の儀」、
その後に碁盤の上から飛び降りる「深曾木(ふかそぎ)の儀」が続けられています。
この「深曾木(ふかそぎ)の儀」に倣い、碁盤の上から飛び降りる「碁盤の儀」を七五三詣の時期に開催している神社も全国各地にあります。
7歳「帯解(おびとき)の儀」
7歳の儀式は鎌倉時代に始まりがあるようです。
小さな子どもは着物を着るときに付けひもを使いますが、成長すると帯を締めるようになります。
初めて帯を締める儀式が「帯解(おびとき)の儀」です。
「帯解(おびとき)の儀」という名前は室町時代についたといわれています。当時は9歳の男女を対象とした儀式でした。
「帯解(おびとき)の儀」は別名「紐落とし」「四つ身祝い」などと呼ばれますが、
江戸時代に男児は5歳で「袴着の儀」を、女児は7歳で「帯解の儀」をおこなう形に変わり、この帯解を経て大人の女性へ歩み始めると認められていました。
このような由来がそれぞれありますが、現在では七五三のお祝いの年齢については明確なルールがあるわけではありません。
地域の風習や兄弟姉妹の年齢、ご家庭の方針などにより、5歳だけでなく3歳、7歳で七五三のお祝いをする男の子もいます。
お子様のお祝いは多様化しています。お子様の成長に合わせ無理なくお祝いできる年齢を選び、健やかなご成長を感謝し祈願してみてくださいね!