商品記事

一覧へ戻る

2021.02.24更新

端午の節句に甲冑(かっちゅう)を飾ろう♪

皆さん、端午の節句が何故端午の節句、といわれるかご存じですか?

端午は、端が「はじめ」を意味し、月の最初の午(うま)の日という意味でした。

のちに、午(ご)という文字の音が五に通じることなどから五月五日が端午の節句として定着してきました。

旧暦の5月は、毎年病気が流行りやすく多くの人が亡くなっていたので「忌み月」とされ、

【厄災や邪気をはらうため】に厄除けに良いとされる「菖蒲(しょうぶ)」を飾り、

皇族や臣下の人たちには蓬(よもぎ)などの薬草を配り、また病気や災いをもたらすとされる悪鬼を退治する意味で、

馬から弓を射る儀式もおこなわれたようです。

菖蒲の音が、武を重んじる「尚武(しょうぶ)」と同じであることから、「端午の節句」は、「尚武(しょうぶ)」の節句として、

男の子のお祝いとして定着致しました。

五月五日の端午の節句に「鯉の吹流し」を立て、「武者人形(五月人形)」を 飾って男の子の前途を祝うようになったのは、徳川時代と言われています。

人々は、鯉は立身出世の象徴、鎧兜や金太郎の人形を飾る事で、男の子が無事にたくましく育っていく事を祈りました。

 

さて、今回はそんな男の子のお祝いの端午の節句のお飾りでも、

最も迫力ある甲冑についてご紹介致します!!

甲冑は頭にかぶる「兜」と体を守る「鎧」の二つのものをいいます。

こちらは【兜飾り】

大きさは着用できるものからコンパクトタイプまで様々です。

こちらは【鎧飾り】

大きさは着用できるものからコンパクトタイプまで様々です。

 

鎧飾りの種類は「大鎧」「同丸鎧」「当世具足」などがあります。

今回は当店でも扱いの多い「大鎧」の紹介です。

大鎧は馬に乗っていることを想定した造りになっています。

各部の名称をご紹介致します。

大鎧の魅力は、各部の名称からもわかるように、驚くほど多くの部品から組み上げられている点です。

部品は多いですがすべてバラバラとするわけではないので、組立は思いのほか簡単なところも良いところですよ!

部品の数もさることながら、各部品の手作業の細かさには目を見張ります。

中でも、各部品を構成している小さな短冊上の板の「小札」には、6000以上の穴が開空いており

穴あけから糸通しまですべて現代でも職人による手作業で行われております。

実物を見て、職人の技を体感いただけたらと思います!

 

今年は鎧コーナーパワーアップしてます♪是非ご覧ください!

Prev Next
Page TOP
Loading...